モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title 2004年7月19日(月・海の日)
晴時々曇

北海道羅臼町 羅臼湖



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1.
緑まぶしいチシマザクラ。
2004.7.19-北海道羅臼町 羅臼湖(90K)
2.
辛うじて残っていたチシマザクラ2輪。
海の日に見る貴重な桜だ。
2004.7.19-北海道羅臼町 羅臼湖(57K)


旅日記

昨日とは打って変わってよい天気になった。
今日は東京に帰らなくてはならない日であり、かつ、おそらく今シーズンの桜旅最終日である。
全くもって、東京に帰りたくないような天気だ。

朝8時半前に羅臼湖入り口着。すでに車が2台停まっている。私も長靴、熊よけ鈴、帽子などの身支度をして歩道に入る。

昨日10輪ほど残っていた桜は、今日は4輪に減っていた。やはり花期の終わりだからだろう。貴重な花は日陰になっているが、写真を撮るしかない。
昨日見たつぼみは、今日はほんの少しほころんでいた。明日は、少なくとも花1輪は見られそうだ。
今日は海の日。海の日に桜の花を見られるとは、とても貴重な体験だ。

桜の写真をじっくり撮っている私の横を、3グループ、計20人ほどのトレッキングの人が通っていった。ガイドさんはみんな、この珍しい超遅咲きの桜の説明をしていた。
聞けば、3週間ほど前まで根元を雪に覆われていたため、周囲の桜よりも開花が遅くなったのだろうという。

今日は連休の混雑のせいで東京への最終便が取れていない。乗るのは14:30発の午後便だ。そのためかなり早めにここを出なくてはならない。
9時20分、名残惜しい中、桜のもとを離れる。
自然の中の桜は突然枯れてしまうこともある。いつまでも元気でいるよう祈りたい。

さて、本州の高山部の桜はペースが早く、かつ開花情報が入りにくいため、来週桜を見るのは困難を極めるだろう。だから、今シーズンの旅日記は本当にこれで終わりになると思う。

今年の桜たちよ、本当にありがとう。次に会うときまで、元気でいて欲しい。


という訳で、今シーズンの花見は本当に今日で終わりです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
来シーズンの花見は2004年8月下旬に始まります。
それまで、桜旅はしばし夏休みをいただきます。


今日の食事
上は品数の多いユースの朝食。
下は釧路空港の和食屋で食べた
鮭のあぶり丼。
(↑48KB)

今朝までの睡眠時間:
7時間半。朝は6時半起き。

今日の昼寝:
帰りの飛行機の中で15分。

今日のフライト:
JAL1146便、機材はA300-600R。釧路14:30発羽田着16:10のところ、乗客がそろわず出発は10分ほど遅れた。
今年JALに乗ったのはこれで14回。実家が遠くにあるわけでもないし、会社の出張もないのに、個人でこれだけ乗る人はきっと珍しいだろう。前にも書いたが、桜の開花が予想できないのでバーゲンフェアや超割といった2ヶ月前発売の格安の航空券は使えない。しかもまもなく誕生日なのに、21日前までに今回の開花が予想できなかったからバースデー割得も使えなかった。今年もJALには大変貢献してしまったようだ。
今日はキャビンアテンダントさんと話す機会はなく、特に手厚いサービスもいただけなかった(笑)。

今日のレンタカーでの走行距離:
212Km。
好天のもと、羅臼から釧路までのドライブはさわやかでとても快適だった。だが、行程に余裕がなく、コンビニとガソリンスタンドに立ち寄るのがやっとだった。
本当に東京に帰りたくなかった(苦笑)。
窓から右腕を出して運転していたらかなり日焼けしたらしく、帰宅後もしばらくひりひりが続いた。

今日のお土産:
自分用のおみやげとして、六花亭のマルセイバターサンドを買った。この濃厚でおいしいお菓子も、今シーズンはこれで最後。
このほか、空港2Fの霧蘆(キリロ)という売店で、カステラパンとメロン味キットカット、メロンゼリーを買う。六花亭のお土産は扱っていないが、そのせいか六花亭以外の品揃えが他の売店より充実しているような気がする。
店名は、釧路湿原の水辺に生育する草「あし」や「よし」を、釧路特有の霧で包み込む神秘性を表現しているという。
カステラパンは北海道民にとって庶民的なお菓子なのだそうだ。他の売店には置いていないような気がする。ふかふかで風味豊かなパンだった。

今日の宿:
東京の自宅。帰ってきたくなかった...。


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