モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title 2011年9月3日(土)
台風12号の影響で曇一時雨

青森県八戸市 三島下公園、わんぱく広場



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1.
13本の染井吉野のうち、5本に花が付いていた。
1本あたりの花数は1〜20輪ほど。
2011.9.3-青森県八戸市 三島下公園

  2.
別の角度から。
2011.9.3-青森県八戸市 三島下公園

3.
桜の全景。葉の落花が周辺の桜より早い。
この写真だけ見ると、東京の11月下旬の染井吉野のようだ。
東日本大震災の津波が桜の足元を50cm以上浸したとのこと。
おそらく塩分が、桜の体調を狂わせているのだと思う。
2011.9.3-青森県八戸市 三島下公園

 
4.
染井吉野の花が1輪だけ咲いていた。
2011.9.3-青森県八戸市 わんぱく広場

  2.
桜の全景。
こちらも落葉が始まっている。
2011.9.3-青森県八戸市 わんぱく広場



旅日記

8月の宮城県多賀城市に続いて、八戸市で津波被害を受けた桜が返り咲いたとの新聞記事を見た。
残念な現象ではあるが、自分の目で確かめるために出かけてみた。

三島下公園には13本の染井吉野があった。
幸いにも公園管理者の方にお話を伺えたが、この木々は東日本大震災で50cm以上津波をかぶったという。また、驚くことに、6月にほとんどの葉が一旦落ちてしまい、今ある葉は今年2度目のものだという。
落葉の時期よりも早く葉が落ちると花が開いてしまうことがある。台風の後に返り咲きのニュースを聞くことがあるが、それは同じ現象だ。

これらの染井吉野はかなり体調を崩しているようだ。おそらく原因は土の中の塩分であろう。

桜の花芽は夏に作られる。今咲いている花は、本来なら来年の春に開くはずだったものだから、その分花数が減ることになる。
一方、6月に出たという葉はどうだろう。もしかしたらこれらも来春に開くはずだったものだろうか。そうだとすれば、来春の葉の数も減ってしまうことになる。
管理者の方によれば、今年までの花つきはとても良かったそうだ。確かに樹の幹や枝ぶりが立派なので、花つきの良さが想像される。
近所の皆さんのよいお花見場所になっているそうだから、なんとか元気を取り戻して欲しいものだ。

その方に、わんぱく広場でも少しだけ花を見たと伺ったので訪ねてみる。
確かに1輪だけ花が開いていた。こちらも葉の落ち方が他の染井吉野よりも激しい。

おそらく、青森から、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の、津波の被害を受けた地域では、このように桜が体力を落とし、開花してしまっているものがあるのではないかと想像する。
人間の生活の復興が第1ではあるが、次のステップとして、桜の元気が戻るような方法が試みられることに期待したい。


食事などの価格を記載していることがありますが、これは作成時点のものですので、お読みになっている際には変更になっている可能性もあります。


今日の食事
上左はいちご煮丼セット、
上右はサメの刺身、どんこのなめろう、
下左はさば一夜干、ほや刺身、
下右はさんま刺身



今朝までの睡眠時間:
7時間半。もっと寝たかったけれど、緊張しちゃって…。

今日の新幹線:
東京9:36発12:56八戸着のはやて161号。先月のはやて号は200系というやや古い車両だったが、それはイレギュラーで入ったものらしい。今日は本来のE2系で乗り心地はいい。

今日自分で運転した車の走行距離:
なし

今日の昼寝:
新幹線の中で15分ほど。

今日の宿:
スーパーホテル八戸天然温泉。スーパーホテルが寝心地にこだわったサービスをしているとTVで見て利用してみた。場所的には寺町にあって窓をあけるとお墓ばかり、あんまりいい感じではなかったが、枕が選べたり、防音に気を使った構造になっていることなど、サービスの良さを感じた。肌触りのいい温泉に一晩中入れるのもうれしい(ただしかけ流しではなく加温循環)。次回もどこかで利用したい。


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