2010年1月30日(土) 晴れ 沖縄県名護市　名護城、今帰仁村　今帰仁城址

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1. カンヒザクラと名護市街。 2010.1.30-沖縄県名護市　名護城(80K)		2. カンヒザクラのアップ。 やや下向きに咲くのが特徴。 2010.1.30-沖縄県名護市　名護城(36K)
3. 桜の森。 2010.1.30-沖縄県名護市　名護城(64K)		4. 2010.1.30-沖縄県名護市　名護城(62K)
5. 2010.1.30-沖縄県名護市　名護城(103K)		6. 土が桜にあっていないようで桜の元気がなのだが、 今年はまあまあの咲き具合だと思う。 2010.1.30-沖縄県今帰仁村　今帰仁城址(78K)
7. 2010.1.30-沖縄県今帰仁村　今帰仁城址(92K)		8. 2010.1.30-沖縄県今帰仁村　今帰仁城址(60K)

2010年最初の桜旅日記は、例年通り沖縄からだ。

名護城(なんぐすく)の桜は、昨年よりはちょっと元気がないようだ。城の中段の鳥居付近は、はっきり言って日本人より基地関係のアメリカ人のほうが多いくらいだ。
アメリカ人は季節の花により強い興味を持つという。一方、沖縄の人は、桜の咲くこの時期が一年で一番寒いため、外出したがらないという(笑)。
沖縄の桜のほとんどはカンヒザクラ(寒緋桜)。ヒカンザクラ(緋寒桜)とも言うが、彼岸桜との区別をつけやすくするため前者の呼び方が多くなってきた。一応自生種であるが、沖縄本島のカンヒは人が植えたものだ。染井吉野に比べると花色が濃く、花びらが開ききらないような姿でやや下向きに咲くのが特徴だ。

このあと八重岳にも行ったが、渋滞の中日没を迎え、ライトアップもないため写真が撮れなかった。明日午前中に行こう。

今帰仁城址は世界遺産に指定されている。ライトアップは3年目を迎え、徐々に知られてきたせいか今年は去年の倍くらいの見物客であふれかえっている。多くは団体客だ。
石でできた城郭で土が少なく、桜の生育に適しているとは言えない。そのため木と花に元気がない。しかし、そんな中でも今年はまあまあの咲き具合だ。
このライトアップ、2008年からの3年間分しか予算がついておらず、来年以降開催するかどうかはこれから決めるのだそうだ。こうしてお客さんが増えたようにも思えるので、是非続けて欲しいものだ。2008年の1回だけで終わってしまった名護城のライトアップのようにはならないで欲しいと思う。
宿のチェックインの時間が迫る20:45、いつまでたっても見学客が途切れないのであきらめてギブアップ。明日は早めに来よう。

上はうまいそば定食、 中段は桜アイスクリン、 下はおかずいっぱいの定食 (↑43KB)

• 朝：自宅にて、食パンにイチゴジャムをつけて食べる。デザートはバナナ、飲み物は黒ウーロン茶。
• 昼：レンタカー屋の気立てのいいお嬢さんのおススメで、那覇そばでそばセットをいただく。そばのスープは薄味ととんこつの濃い味が選べるので、薄味をチョイス。そばのだしはまあまあのコク。太麺の沖縄そばはクニュクニュしてかみ心地がいい。ジューシー(ぞうすい)は味がやや濃くておいしい。なかなか充実した定食だった。
• おやつ1：名護城で、桜味のアイスクリン(アイスクリーム)を買う。ダブルで200円。ほんのり桜風味がした。
  女子高生がなにやら楽しげな音楽をかけながら売っていた。よく女子高生がアイスクリン売りのバイトするらしい。
• おやつ2：夕食まで間があいているので、ダイソーで買ったチョコレートとマシュマロでしのぐ。だが、チョコレートは今日の暑さでベトベトだった。
• 夕：食事処やまちゃんで沖縄風和風定食1650円。以前もこの店に来たことがあり、「風」の字が2回重なるこのメニューが気になっていたのだ。内容は毎日変わるらしく、今日はとうふチャンプルー(炒め物)、天ぷら(エビ、ナス、しいたけ、いんげんなど)、豚の三枚肉、まぐろのカルパッチョ、みかん、ごはん、小さい沖縄そば。どれもこれもおいしい。特にとうふチャンプルーは、にんにくの葉とブラックペッパーがいい味を出している。これまで何を食べてもハズレが無いので、頼りになるお店だ。
  ちなみに、今日の宿に泊まることを申し出れば1割引になったんだそうだ。知らなくてちょいと損した(笑)。

今朝までの睡眠時間：

5時間半。休日朝にしては寝不足。

今日自分で運転した車の走行距離：

128Km。マツダのデミオ。沖縄道ではチャキチャキ追い越しができる、加速のいい車だ。

今日のフライト：

JAL903便羽田8:15発沖縄那覇11:10着予定のところ、手荷物検査場混雑のため出発が15分遅れた(乗客の最後の1人を5分くらい待った)。例年の1月下旬の土曜日より手荷物検査場が5割くらい混んでいたような気がする。JALが経費節減のため窓口数を減らしていたりするのだろうか。
会社更生法を申請後初めてJALに乗るが、特にそれに関するアナウンスなどはなかった(12月や、1月中旬には、危機報道について「ご心配をおかけしております」のような言葉が聞かれたそうだ)。地上係員(子会社の場合が多い)やキャビンアテンダントさんらは落ち着いている感じで、モチベーションも落ちていないように思える。新聞の配布の省略など多少のサービス低下はいたしかたがないけれど、安全運行だけは守ってほしいものだ。
機材はボーイング747-400ジャンボ。JALとANAはジャンボ機の廃止を予定しているので、この機の機長さんたちもいずれ他機種の免許を取り直すことになるのだろう。

今日の昼寝：

機内で30分。

今日の宿：

ゲストハウスMOTOBU。男女別相部屋の気楽な宿だ。近くのちゅら海水族館のアルバイトさんたちの定宿だ。