1. 2003.11.8--埼玉県神泉村　神流湖畔(48K)		2. 紅葉を背景に咲く十月桜。 2003.11.8--埼玉県神泉村　城峯公園(76K)

またも偶然の再会だ。しかも6回目である。

今日は埼玉県神泉村に十月桜を撮りに出かけた。
村は「冬桜」として宣伝に力を入れているが、植物的な分類上は十月桜なので、ここでは十月桜と書かせていただく。ここで見られるのは八重で、花もやや小さく、十月桜らしい特徴を備えている。一方、冬桜は一重で花は染井吉野程度の大きさになるものもある。

神流(かんな)湖沿いの桜は、99年に訪ねた時よりも花つきがやや寂しい。99年には桜の周囲の草木はきれいに刈り取られていたが、その後手入れがなされていないようで、桜がつたなどに負けそうになっていた。これからがちょっと心配だ。

城峯公園でのんびり昼食をとっていたところ、出店のおばちゃんに桜の見所を熱心に尋ねている聞き覚えのある声が。なんと、北海道の桜の名所で5回もお会いしたKさんがそこにいたのだ。
Kさんとはその後何度か電子メールをやり取りしていた。2人とも東京に住んでいるので、機会を作って会いましょうとは話していたが、今日ここに来ることはお互い何の連絡もしていなかった。この偶然には2人ともとても驚いた。

桜談義を楽しみつつお昼をご一緒した後、Kさんとは付かず離れずで園内を撮影する。
神流湖と同様、公園の桜も少し元気がないようだ。やはり今年の不自然な気象が影響しているのかも知れない。
紅葉もかなり進んでいて、アングルは限られるものの桜と紅葉が同居した写真も撮れる。

この後Kさんとご一緒に、私が運転するレンタカーで宇那室集落へ足を伸ばしてみたが、ここも4年前ほど桜の元気がない。
また来年以降に期待したいものだ。

その後レンタカーや帰りの電車の中などで、Kさんとゆっくりと桜談義を楽しむことができた。
Kさんは私などよりもっと多くの桜を知っている。しかも、ガイドブックに載っていない桜もたくさん見てこられたそうだ。
すばらしい桜を探求する、Kさんのアグレッシブな姿勢に感動した。
私もその姿勢に学ばせていただこうと思う。

上は出店でそろえた昼食。 下は夕食で食べたボリューム たっぷりの刺身。 (↑45KB)

• 朝：自宅にて。食パンにピーナツクリームを塗ったものとバナナ。飲み物は生茶。
• 昼：城峯公園の出店で、手打ちうどん、虹鱒の串焼き、芋串(じゃがいもを串刺しにして、甘味噌を塗って焼いたもの)を、Kさんと桜談義をしながら食べる。
• 夕：やはりKさんと、本庄にあるおさしみ専門食堂達よしという店で、刺身盛り合わせ定食を食べる。ごはん、味噌汁、つけもの、小鉢(いかの塩辛)付き。刺身はまぐろ、鯛、ほたて、いわしの酢じめなど。刺身はボリュームがあってうまい。味噌汁のだしもGOOD。Kさんのビールのピッチが上がる。

今朝までの睡眠時間：

4時間半。相変わらず仕事は忙しく、昨日もタクシーで午前3時前に帰宅した。本当なら土曜日は疲れた体を休め、出かけるのは日曜日にしたいところだが、日曜日は雨という天気予報だったのでちょっと重い体を引きずって撮影に出かけた。

今日の昼寝：

行きの電車で約30分。車内は混雑していて鴻巣まで座れなかった。睡眠時間を増やすための貴重な時間だったのだが。

今日の温泉：

鬼石町の桜山温泉センター。ジャグジー、露天風呂、サウナなどがある。今年4月に改装したそうで、お風呂はぴかぴかだった。8月に東京に引っ越して以来シャワーしか使っていないので、湯船に入ったのは本当に久しぶりだ。温泉での桜談義も楽しいものだ。

今日のレンタカーでの走行距離：

78Km。

今日の宿：

東京の自宅。