モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

2002年12月10日(火)
曇時々雪か雨・一時晴れ

茨城県水戸市 偕楽園



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1.
雪景色の中で咲く二季咲桜。背景にあるのは好文亭。
2002.12.10--茨城県水戸市 偕楽園(35K)
2.
雪をかぶったままの枝の前で咲く花。
2002.12.10--茨城県水戸市 偕楽園(40K)
3.
雪に負けず、けなげに花を残している。
2002.12.10--茨城県水戸市 偕楽園(68K)
(この写真はデジタルカメラではなく、
CANON EOS5とポジフィルムFUJI VELVIA50を使用して撮影)
4.
好文亭の庭にある姿のいい二季咲桜。
千波湖がかすかに遠望できる。
2002.12.10--茨城県水戸市 偕楽園(62K)


偕楽園の問い合わせ先
TEL 029-221-6570



旅日記

長旅から帰宅して10日ちょっと経ったところで関東に記録的な大雪が降った。雪で迷惑している方には申し訳ないが、雪と桜のある写真が撮れるかも知れないと思い久しぶりにカメラを取り出した。雪に足跡がついたり写真に人影が映り込んだりするのを避けるために、道路の凍結に注意しながら開園時間の朝7時に間に合うよう車を走らせた。

水戸市の偕楽園には100種3,000本の梅があり、全国的に梅の名所として知られている。水戸藩主徳川斉昭(最後の将軍徳川慶喜の実父)が作った庭園で、皆が楽しめるようにという意味を込めて、中国の古典「孟子」の一節から名づけたという。もちろん今は梅は全く咲いていない。
一方、桜では、カンヒザクラ、染井吉野、左近の桜、そして今咲いている二季咲桜がある。
二季咲桜は四季桜の仲間で、秋の花期は例年10月から12月中旬とのこと。花は一重。あまり平開せず少し奥目がちに咲く。今年は11月中旬頃がもっとも見頃だったそうだ。
桜の下には10cm近くの雪が積もっている。枝にも少し雪が乗っている。そんな中で桜は寒さで縮こまったような花をつけていた。雪が溶けた土の上には花びらがたくさん落ちていて、花期の終わりを感じさせる。

2本ある大桜のうち、水戸藩士の庭から移植したという初代の1本は、3本の太い幹のうち2本までが全く花を付けていなかった。花芽はできていたようだが、春にはきちんと咲くだろうか、少し心配だ。

園内には好文亭という古式ゆかしい建物があり、その庭にも桜が植えられていていい姿を見せている。こちらもよく咲いていて文字通り庭に華を添えていた。

本当は、手前に積もった雪、その後ろに桜、背景に好文亭という写真を撮りたかったのだが、好文亭の屋根の一部が修理中でブルーシートがかけられており、よい写真にならなかった。またいつか撮りにきたい。


今日の食事
今日の昼寝:
1時間。さすがに朝5時半起きは堪えた。

今日の車での走行距離:
37Km

今日の宿:
茨城県の実家。



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