1. 遊歩道沿いのコブクザクラ。 2002.1.13--京都市　京都府立植物園(58K)		2. コブクザクラのアップ。 2002.1.13--京都市　京都府立植物園(33K)
3. 寒桜のアップ。 2002.1.13--京都市　赤山禅院(33K)		4. 2002.1.13--京都市　赤山禅院(36K)

連休を使って京都に来た。

まずは一昨年の秋にも来た府立植物園へ。ここのコブクザクラは秋から翌春までずっと咲き続けるそうだ。今日も花はいくらか咲いているが前回ほどではない。どうも秋のほうが花は多いらしい。
前回来たときには気づかなかったが、今回遊歩道を隔てた反対側に2本のコブクザクラを見つけた。こちらもぽつぽつと花をつけている。
園内を散策する家族連れなどが、花に気づいて時折足を止めたりする。

次に訪れたのは99年に来た赤山禅院。こちらは立て札に寒桜と書かれているが、植物的な分類上のカンザクラとは別の種類だと思う。
カンザクラは、ピンク色が濃いやや大ぶりの桜だ。ちょうど今頃熱海で咲き始めているはずである。
ここにある寒桜は、花が小さめで萼がひょうたん型をした桜だ。くっきり咲いていて、感じがいい。
今日は残念ながら花が10輪ほどしか咲いていない。アップに耐えられる美人の花を探して写真に収めた。

蟹足の刺身のこの透明感を見てほしい。 (↑35KB)

• 朝：例の通り食パンにプルーンジャムをつけて食べる。飲み物は聞茶。
  
• 昼：東京駅の新幹線ホームで、以前食べてほれ込んでしまった「日本紀行味めぐり」という駅弁を食べる。全国から取り寄せた素材が丁寧に調理されているお弁当だ。献立は昨年の秋と同じで、赤かぶ漬け(山形)、湯葉東寺巻き(京都)、丹波黒豆含め煮(兵庫)、蟹甘酢漬け(鳥取)、金柑甘露煮(愛媛)、アラの塩焼き(福岡)、どんこ椎茸田舎煮(大分)、日向鶏山椒焼き(宮崎)、紫蘇薩摩揚げ(鹿児島)、にがうり天ぷら(沖縄)、紫芋の胡麻風味フライ(沖縄)、蓮根煮、人参煮、アサリの佃煮、ナマス、たまり鉄砲漬け、しめじ御飯、ゆかり御飯。(かっこ内は産地。)
  献立はどのくらいの間隔で変わるのだろう。早く次のメニューを食べてみたい。
• 夕：京都木屋町通りのいとうという店で、友人と2人松葉蟹を心行くまで食べる。今日は桜と同じくらい蟹を食べることに重点を置いて京都に来た。
  まずは蟹の足を1杯分出してもらう。「余った分はしゃぶしゃぶにしますからね」と言われて出された蟹足の刺身8本を、結局全部食べ切ってしまい、しゃぶしゃぶはなくなってしまった(笑)。その後、蟹のフルコースも頼む。蟹足2本のついた刺身、蟹の甲羅焼き、ゆで蟹、蟹鍋、蟹ぞうすいなど。2人で食べきれないぐらいだった。店にはでっかいいけすがあり、150杯もの蟹がいるという。さすがに山陰に近いだけあって、蟹は生きがよくて涙が出そうになるほどうまい。特に刺身は絶品だ。
  外のいけすは体積が十分ではないようで蟹が地層のようにぎっしり積み重なっている。果たして下のほうの蟹はちゃんと生きているのだろうか。
  店主は北海道のご出身で、幻の魚イトウから店の名を付けたという。店内にはでかいイトウの標本が2体も飾ってあった。店主が釣り上げたものだそうだ。
  お店で働く女性の一人は、私と同様冬の桜に興味を持っている人だった。今日見てきた府立植物園と赤山禅院の桜のことを話してあげたら、お返しに京都市内のとある場所にも桜があることを教えてくれた。次回にでも行かなくては。

今日の車での走行距離：

0Km。

今日の昼寝：

行きの新幹線で30分ほど。