モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

2001年5月5日(土)
晴れ。

福島県猪苗代町 大鹿桜



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1.
のびのびと成長した大鹿桜。花の色はまだ白に近いピンクだ。
2001.5.5--福島県猪苗代町 磐椅神社(61K)
2.
ほんの少しだが、花の中心に緑化したおしべが見える。
2001.5.5--福島県猪苗代町 磐椅神社(34K)


大鹿桜の問い合わせ先
磐椅(いわはし)神社 tel 0242-62-4109


旅日記

朝8時前に青森市を出発。ゴールデンウイークの終了前日なので上りの大渋滞が予想されている。仙台付近で発生していた約2Kmの渋滞をなんとかクリアしたが、福島西インターの手前でとうとう19Kmの渋滞に遭遇。らちが空きそうにないので一般道に降りて目的地に向かう。

大鹿桜は猪苗代町の磐椅神社にあり、会津5桜の1つに数えられている。
花の色が、白から次第に茶色や桃色へと変わり、その色があたかも鹿の毛の色のように見えることから大鹿桜と呼ばれる。また、他の桜よりも花期が長いので別名「翁桜」とも呼ばれる。
今から約1000年前に京都から持ってきて植えられたと言われ、現在あるのはその子孫である。サトザクラの一種で、花の中心から緑化したおしべが出ているため、花の中から葉が生えているかのように見える。

桜の高さは10mほどもあろうか。のびのびと成長した感じだ。花はかなり高い枝についていて、緑色に変わったおしべは間近に見ることができない。花はまだ6分咲きぐらいだという。標高が高いのと、遅咲きのサトザクラなので、今の時期でもまだ早いくらいらしい。
ゴールデンウイークらしく、地元福島ナンバーに加えて、栃木、茨城などの車もやってくる。
境内には、杉の木から生えた杉生桜があり、「縁結び桜」と呼ばれている。大分県で同様の杉生桜を見たことを思い出した。岩手県にもあると聞いたことがある。
御利益があるかも知れないと思い、社務所で縁結びのお守りを買う。

今日大鹿桜を見ることができたので、これで会津5桜はすべて見終えたことになる。

猪苗代−茨城(実家)間も渋滞との苛烈な闘いとなった。
私は磐越道−常磐道経由で帰るつもりだった。東北道が宇都宮先頭で39Kmの事故渋滞をおこしていて、東京を目指すたくさんの人が磐越道に迂回したようだ。しかし、磐越道は多くの区間で片側1車線しかなく、4Km+4Km+9Kmといった断続的な渋滞を起こしてしまっていた。更に2車線の常磐道に入っても9Km+13Kmといった渋滞が発生していて、果たして迂回した人たちが時間的に得したかどうかは微妙なところだと思う。
私は常磐道の渋滞を嫌って国道6号に迂回したが、これも滞っていてがっかりした。
仕事の都合上、私は世の中の多くの人が休む時期に合わせてしか有休をとれない。会社員の悲しい宿命である。

今回の長旅では、青森県と北海道南部の桜、そしてずっと見たいと思っていた大鹿桜を見ることができた。体調はちょっと悪かったが、事故もなく、車の調子も良く、いい旅だったと言える。
さぁ、来週からはいよいよ「毎週北海道フライト」が始まるかも知れない。


今朝までの睡眠時間:7時間。まだ風邪は良くならない。

今日の食事
これが並盛り。そばがうまいのでもっと食べたいと思い後から大盛り扱いにしてもらったら、小割が3枚追加された。大満足。(↑36KB)

今日の車での走行距離:
712Km。

今日の昼寝:
なし。

今日の宿:
茨城県の実家。今回も無事帰ってくることができて嬉しい。



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