1. ジュウガツザクラと乾小天守。右後ろに少し見えているのが大天守閣。 2000.11.18--兵庫県姫路市 姫路城(63K)		2. 2000.11.18--兵庫県姫路市 姫路城(59K)

3. ここのジュウガツザクラの花びらは、他と比べてあまり細くはない。 2000.11.18--兵庫県姫路市 姫路城(42K)

よく知られている通り、姫路城は桜の名所である。ほとんどはソメイヨシノであるが、ジュウガツザクラも少しだけあり、今ちょうど開花して城の片隅を飾っているという。

ジュウガツザクラは二の丸に3本あった。どの木も花を付けているが、その中の1本は葉がほとんど落ちていて付きがかなりいい(桜の葉は開花を抑える酵素を出すのだ)。春のソメイヨシノに例えれば4，5分咲きといった感じだ。八重の花がふっくらと咲いている。
はっきりしない天気だった昨日とは打って変わって今日は青空が広がった。桜の薄いピンク色が一層引き立って美しい。
桜はちょうど3つの天守閣群が見える位置にあるのだが、西小天守が工事中で周囲に武骨な足場が組まれており、それを避けようとすると写真のアングルが限られてしまうのが残念だ。

お城跡には若い人はあまり来ないものだと思っていたが、若いカップルやグループもたくさんやってくるのが意外だった。秋咲きの桜を見つけて記念写真を撮る人が多かった。

今朝までの睡眠時間：

兵庫県城崎町の旅館安田屋で6時間半。友人たちと蟹と温泉を楽しむ平日旅行に来ていたのだ。設備はあまり新しくはないが、家庭的でいい宿だった。

• 朝：宿にて。ごはん、梅干、たくあん、きゅうりの漬物、焼き魚（鮭の切り身）、伊達巻、紅生姜、高野豆腐、豆腐とわかめの味噌汁。ニッポンの朝ごはんである。
  朝食は普通だが、昨夜の蟹のフルコースはすごかった。私は蟹刺しを生れて初めて食べた。ぷちぷちした蟹の身の食感がよく、あまくておいしかった。蟹の量も多く、蟹すきの蟹が余ってしまったくらいだった。

  (↑28KB) 今日の昼食。和田山駅の待合室で、例の通りひざの上に弁当を広げて撮影。手前にあるのは、牛をかたどったふた。開けると牛の鳴き声が出る仕組みになっている。「モォ〜」というのんびりした鳴き声が女子高生がいっぱいいる待合室に響き、ちょっと恥ずかしかった。

• 昼：乗り換えのため1時間以上待たされた和田山駅で、モーモー牛づめ弁当を購入。サフランライス、ピクルス、但馬牛のステーキ3切れ、牛肉のうま煮、フライドポテト、さくらんぼ、みかん。但馬牛のステーキはもちろん温かくはないが、冷めてしまっていてもとてもやわらかくておいしかった。でも、1350円はちょっと高いかな。名前に反しておべんとうの中はギュー詰めでもなかったし。
• おやつ：ちょっと小腹が空いたので、姫路のみゆき通り商店街のコンビニで買ったプリン風味マシュマロを、JRの新快速の中で食べる。マシュマロの中にカスタードクリームを入れるという組み合わせがなかなか新鮮だ。
• 夕：京都の友人夫妻(新婚)宅にて。ごはん、西利の漬物(なす、大根のゆず漬、きゅうり)、焼き魚(ほっけ)、新婦作によるかにクリームコロッケ温野菜添え、新郎作によるチキンスープ(鶏がらから作ったとか)、等々。
  結婚前の新婦は全く料理をしなかったそうで、今は義理の母親について勉強中という。前回クリームコロッケを作ったときは具を冷やして固くすることを知らず衣が付かなくて苦労したそうだ。今日のものはちょっとこげていたけれど、なかなかおいしかった。一方新郎はなかなか器用なようで、スープはうまかった。今後の新婦の努力に期待したい。
  夕食がそのまま長い宴会になり、床に付いたのは午前3時ごろになってしまった。新郎は明日は仕事のため8時に家を出なければならないらしいが、大丈夫なのだろうか。

今日の温泉：

城崎の外湯、鴻の湯と御所湯で朝風呂。鴻の湯の露天風呂と、御所湯のミストサウナが気持ちよかった。

今日の車での走行距離：

0Km。

今日の昼寝：

山陰本線、播但線、JR新快速の中で約3時間。電車に乗っている最中はほとんど眠っていた。仕事の疲れがたまっていた証拠だ。

今日の宿：京都の友人夫妻宅。